特殊清掃の匂いのとり方って?

 

突然死や孤独死が発生し死体が放置されると、その死体から強烈な匂い(死臭)が漂い始めます。

そのような場合に、死臭を取り除く作業が「特殊清掃」と呼ばれているものです。

腐敗自体は、夏場であれば2〜3日、冬場であっても1週間もすれば始まります。

鼻の奥に刺さる、肉体が腐った匂いを自分たちで除去することは非常に困難です。

今回は、特殊清掃を業者に依頼した場合の匂いの除去方法についてお伝えしていきたいと思います。

特殊清掃における匂いの取り方に決まりはありません。

それは、「こうしなければ必ず取れない」というものでは無いからです。

ここでは特殊清掃業者が実践している特殊清掃における匂いの取り方の一例を紹介したいと思います。

業務用の噴霧機を使って除菌と消臭を行う

まずは部屋の除菌、消臭から始まります

このステップでの消臭はあくまで完全な消臭に向けた下準備だと思ってくれて構いません。

マイクロジェット

株式会社イーライフが販売している高性能噴霧機

上記にあるような業務用の噴霧機を使って、液を噴射していきます。

家庭でよく利用する消臭剤のファブリーズやリセッシュのようなものの霧が、より細かく業務用の噴霧機から噴射されると思ってくれれば良いでしょう。

霧が細かい分、除菌や消臭を強力にすることができるのです。

部屋に残されている遺品を片付ける

遺品が残されているとそこに匂いが付いてしまい、特殊清掃で匂いを取ろうとしても取り切れない場合があります。

そこで特殊清掃業者によっては、最初の除菌・消臭が終わると遺品整理をしてしまうことがあるのです。

ただし、このステップを一番最後に行うというところもありますので、それは依頼する業者に確認する方が良いでしょう。

オゾン発生器で消臭を繰り返す

弊社使用のオゾン発生器

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オゾンは、酸素(O2)に酸素原子が一つ増えたO3です。

物質としては不安定なために、色々な物と反応して安定な状態(O2)に戻ろうとします。

その性質を利用して、強烈な匂いの元となる物質を除去しようとするのが、オゾン発生器を使った消臭です。

オゾン自体は濃度が高くなると人体に有害なため、扱い方には注意が必要です。

オゾン発生器を使用中には、部屋の中には人間はもちろんペットもいないようにしなければいけません。

ある一定時間経ったら部屋に戻り、換気をして再度オゾン発生器を稼働させるということを匂いが消えるまで繰り返します。

つまり、発見が遅くなってしまえばしまうほど、特殊清掃における匂いの除去に時間がかかり、費用も高くなってしまうのです。

壁や床に染み付いた体液をリフォームで取り除く

上記のすべての過程が終わった後、それでも匂いが取れない場合にはリフォームを試みる必要があります。

オゾン発生器を使用した特殊清掃で除去できる匂いは、表面にあるものだけです。

もし体液などが壁、床に染み込んでいると、そこから悪臭が発生してしまいます。そうなった時に必要になるのがリフォームなのです。

通常特殊清掃の作業の料金表で示されているのは、リフォーム前までです。

それはリフォームになった場合、部屋の大きさや体液の浸透具合で値段が大きく変わるからです。

特殊清掃における匂いのトラブル

これまでは特殊清掃における匂いの取り方の手順をお伝えしてきました。

ここでは、実際に起きた特殊清掃での匂いのトラブルについてご紹介したいと思います。

特殊清掃の匂い除去のトラブルで一番多いのは、「特殊清掃を依頼したのに強烈な匂いが取れていない」というものです。

なぜそのようなトラブルに巻き込まれてしまうのかの原因について考えてみましょう。

安さを優先させてしまう

特殊清掃で匂いを除去してもらいたい時、安さをあまりに優先させてしまうとトラブルに巻き込まれやすいです。

これは、安さを提供できるということの意味の裏側には、どこかでコストを削っているという事実があるからです。

特殊清掃の相場観と比較してあまりにも安いところには依頼しない方が良いのは、一番大切なことは「悪臭を除去すること」だからです。

あまりに安さを追求するのは止めておきましょう。業者の口の上手さに乗せられるのは、あまり得策ではありません。